議員として実現したこと
◆水泳指導の民間委託事業
令和2年3月定例会の一般質問で、多額の改修費用を要する学校プールを廃止し、
当該校の水泳授業を校外のプールを活用してはどうかと提案しました。
【質問の要旨】
学校プールの改修には1校当たり約8000万円と多額の費用がかかる。また、他にも上下水道代や機械設備などの修繕費といった費用もかかる。
他自治体では、学校プールを廃止し水泳の授業を校外のプールで実施している学校がある。本市でも一つの学校をモデル校として実施してはどうか。
経費的なことのほかにも、水泳指導を外部委託することにより、教員の負担軽減が図られる。
また、プール跡地に屋根付きの多目的グラウンドを整備すれば、降雪期間にもキャッチボールやサッカーのパス回しができたり、
夏季の災害発生時の避難場所としても利用できる。土地の有効活用といった点でもメリットがある。
令和6年度から市立第二中学校において水泳指導の民間委託事業が実施されます。
教員の働き方改革と生徒の水泳技術向上のために、老朽化が著しく維持経費がかかるプールについて、水泳指導の民間委託を試験的に行うものです。
1年生~3年生のすべての水泳の授業で実施されます。
経費削減効果もさることながら、先生方の負担軽減効果は大きなものであり、働き方改革が期待されます。
click◎一般質問でのやり取り
【議会だよりより抜粋】
◆LINE公式アカウントの積極的活用
令和3年3月定例会の一般質問で、市民サービス向上のためのLINE公式アカウントの積極的な活用について質問しました。
また、令和5年9月定例会の一般質問で、AIチャットボットの導入について質問しました。
天童市では、令和6年度から市のLINE公式アカウントを有効に活用するために運用支援システムを導入することになりました。
まずは、市民が情報を入手しやすくなるメニュー画面への変更や、きめ細かな情報発信を可能とするセグメント配信、
道路などの破損の報告機能、ごみ分別についての問い合わせと回答をチャットボットで対応する機能、
現在地から避難所までの経路を地図上に表示するなどの防災機能などが導入されます。
市のLINE公式アカウントには2万数千人が登録しています(令和6年3月現在)。
今後も、さらなる機能の充実を図り、多くの方が登録しているLINE公式アカウントを積極的に活用していく必要があります。
click◎一般質問でのやり取り
◆感震ブレーカーの普及
令和6年3月定例会の一般質問で、地震発生時の火災発生防止について質問しました。
地震による電気火災対策として有効とされる「感震ブレーカー」の普及を積極的に努めてはどうかと提案させていただきました。
「感震ブレーカー」とは、地震の揺れを感じると瞬時にブレーカーをOFFにするもので、揺れによって損傷した配線で火花が発生することによる火災を防止するとともに、
停電が復旧し電気が通ることによりストーブなどの近くの可燃物に着火したりするなどの「通電火災」も防止することができるものです。
市では令和6年4月15日発行の市報で地震による火災防止を呼びかけるとともに、感震ブレーカーについても設置を呼びかけました。
また、市のホームページも令和6年3月11日に更新し、感震ブレーカーの設置を呼びかけています。
click◎市のホームページ
click ◎一般質問でのやり取り
◆映像通報システム(Live119)
令和3年6月定例会の一般質問で、119番の通報者が現場の状況をリアルタイムに伝えるシステムの導入について質問しました。
天童市では、令和6年4月1日から「映像通報システム(Live119)」の運用を開始しました。
このシステムを使うことにより、119番通報した際に、通報者のスマートフォンなどから映像を送信していただくことで迅速に現場の状況を確認できるほか、
通報者への救命措置の指導にも役立てることができます。
通報内容によっては、救急や火災現場の状況を送信していただくようお願いする場合もありますので、その際はご協力をお願いします。
click◎一般質問でのやり取り
【令和6年3月15日発行の市報より抜粋】
◆災害時受援計画の策定
令和3年9月定例会の一般質問で、大規模災害の発生に備えた「災害時受援計画」の策定について質問しました。
災害時受援計画とは、災害発生時に被災した自治体がほかの自治体や公共団体、民間団体から応援職員や支援物資を受け入れるための手順や体制を定める計画のことです。
本市でも今後、大規模な地震災害や豪雨災害、土砂災害の発生が懸念されるため、それらに備えて災害時受援計画を早期に策定する必要があると提案させていただきました。
天童市では、令和4年4月に災害時受援計画を策定しました。
計画は「策定して終了」ではありません。随時の見直しが必要です。
令和6年3月定例会では随時の見直しが必要である旨を発言させていただきました。
click◎一般質問でのやり取り
【議会だよりより抜粋】
◆小中学校に防犯カメラ設置
令和4年3月定例会の一般質問で、市内小中学校の児童生徒の昇降口や職員玄関に防犯カメラを設置してはどうかと提案させていただきました。
犯罪の抑止効果がある防犯カメラの設置が必要と考えました。
令和5年11月に天童市内の全小中学校で児童生徒の昇降口と職員玄関に防犯カメラが設置されました。
不審者の侵入防止対策が強化され、これまで以上に児童生徒の安全安心な教育環境が確保されます。
click◎一般質問でのやり取り
◆小学校トイレの洋式化
天童市では、令和3年度から小学校のトイレの洋式化を進めています。
平成28年12月定例会で「小学校のトイレの洋式化」について一般質問をしました。
「商業施設のトイレはどこでも洋式トイレが当たり前。ほかの公共施設でも洋式トイレが増えてきている。
家庭でも多くが洋式トイレになっている。
そうした中で、学校トイレの洋式便器の割合が40%程度という状況は、社会の流れに遅れた状況にある。」
また、平成30年と平成31年に自民党天童市支部で文部科学省に陳情に行きました。
その際、私から学校トイレの洋式化について「天童市は小学校の洋式化率は34.8%と全国平均の43.3%を大きく下回っている。
特段のご配慮をお願いしたい。」旨の発言させていただきました。
改修工事が終了した高擶小学校のトイレは、明るく臭いもなく快適になっていました。
click◎一般質問でのやり取り
◆障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例
令和4年4月1日に「天童市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」が施行しました。
この条例は、平成29年6月定例会において、私が制定の必要性について一般質問をしたものです。
ようやく制定されました。
障がいの有無にかかわらず、互いに人格と個性を尊重し合う共生社会が実現してほしいものです。
click◎一般質問でのやり取り
◆WiFi環境がない家庭にWiFiルーター貸出し
天童市では、WiFi環境がない家庭でも市が貸与したタブレットで学習ができるように、モバイルWiFiルーターを貸し出しています。
令和3年6月定例会の一般質問において、私からモバイルWiFiルーターの貸出しを提案させていただき、実現しました。
文部科学省に補助金の有無を紹介したり、先行していた山形市の状況などを調査した上で、天童市でも実施する必要があると判断し提案しました。
家庭の経済状況による教育の格差をなくすことにもつながります。
実現して良かったです。
click◎一般質問でのやり取り
◆押切川遊歩道の根上り改修
近くを流れる押切川の北側堤防沿いに遊歩道があります。作られてからかなりの年数が経ち、桜の木の根上がりにより歩道が波うっていました。
そこで、都市計画課にお願いして改修していただきました。
この遊歩道は地域住民の皆さまの散歩コースになっています。
また、介護施設の入所者の方が車いすで訪れて散策していたというお話を以前に聞いたことがあります。改修により快適に散策できるようになりました。
↓↓ このように変わりました。
◆歩道の根上り改修(2)
県道22号線(旧国道13号線)の歩道が街路樹の根上がりにより盛り上がってしまったため、通行に支障をきたしていました。
そこで、令和元年12月に村山総合支庁建設部道路課さんに改修をお願いしました。
このたび、根上がりがひどかった数か所の修繕工事が完了し、安全に通行できるようになりました。また、景観も良くなりました。
↓↓ このように変わりました。
◆災害廃棄物処理計画の策定
平成30年9月定例会の一般質問において、災害廃棄物処理計画の策定について質問しました。
災害廃棄物処理計画とは、豪雨災害や地震災害で発生する廃棄物(ゴミ)をどのようにして処理するかをあらかじめ決めておく計画。
近年発生した災害の際に、未策定であった自治体で仮置き場の選定に時間を要しごみの受入れが困難となり、復旧作業や住民生活に支障をきたしたことが問題になりました。
一般質問の後、仮置き場の選定についてすぐに検討に入っていただきました。
また、令和2年3月27日に「天童市災害廃棄物処理計画」が作成されています。
click◎一般質問でのやり取り
click
天童市災害廃棄物処理計画
◆歩道の根上り改修(1)
北部公園の西側歩道の街路樹の根上がりのため、水溜まりが何か所にもでき、また、花壇のブロックも持ち上げられていました。
そこで、建設課にお願いして改修していただきました。
天童北部小学校の児童も水溜まりを気にせず登下校できるようになりました。また、景観も良くなりました。
↓↓ このように変わりました。
◆郵便ポストの設置
おーばん天童北店とファミリーマート乱川店があった時はそれぞれに郵便ポストがありました。
しかし、その閉店とともに郵便ポストは撤去され、乱川地域には一つもない状態でした。
そのため、当時の乱川町内会の佐藤鐡夫会長から乱川地域へのポスト設置の要望を郵便局に出していただきました。
その際、市からも要望があればつけやすいとの話があったため、生活環境課にお願いをして市からも設置を要望していただきました。
その甲斐もあって乱川公民館前に設置することができました。
◆交差点の水溜まり解消
北部公園北西角の交差点に雨が降った時や雪解けの時に水溜まりができてしまう所がありました。
この交差点は天童北部小学校の児童が通る所で、特に低学年の児童にとってはたいへんだったと思います。
そこで、建設課に対策をお願いしたところ、早速、排水桝を作っていただきました。
水溜まりを気にせず安全に横断歩道を渡ることができるようになりました。
↓↓ このように変わりました。
◆公園遊具の設置場所改善
これまで、乱川公園(通称:稲荷様の農村公園)の遊具は築山の裏側の暗い所にありました。
子どもの遊び場としては暗すぎますし、町内会の方から「奥まっているため視界が遮られ防犯上安全ではないのではないか」とのお話もありました。
そのため、遊具の更新に合わせて設置場所を明るい所に移動していただきました。
お蔭さまで、子どもたちは明るく広々とした場所で遊ぶことができるようになりました。
また、自宅近くの一本杉公園のスプリング遊具(幼児がバネの上の象さんに乗って揺らして遊ぶようなもの)が1つ壊れていました。
近所の方から「小さい子が遊べる遊具は2つ必要」とのお話もあり、都市計画課に修繕をお願いをしました。
早急に対応していただき、5枚目の写真のように新しくすることができました。
◆公園内の堰の安全対策
乱川公園(通称:稲荷様の農村公園)の中を流れる堰にふたがされていなかったため、そばにある遊具で遊ぶ子どもが堰に落ちてケガをする心配がありました。
また、夏まつりの時には杭を打ちロープを張っていました。
そこで、都市計画課にお願いをして堰を鉄板で覆っていただき安全にしていただきました。これからは、子どもが堰に落ちる心配をしなくてもよくなりました。
また、落ち葉などが堰に溜まることもなくなりました。
↓↓ このように変わりました。
◆乱川駅内通路の改善
以前、乱川駅のホームに入る通路の一部が砂利道でした。また、使われていない門扉があり、フェンスが通路の半分をふさがれていました。
利便性の上でも、景観上も良くありませんでした。そこで、JR東日本仙台土木技術センターにお願いして、通路を舗装していただき、
通路にあった門扉とフェンスを撤去していただきました。利用者はスムーズに通行することができるようになりました。また、景観もよくなりました。
↓↓ このように変わりました。
↓↓ このように変わりました。
◆北部公園の修繕
・北部公園の北側にある樹木のツリーサークル(根元を覆う鉄とコンクリートで作られたカバー)が根上がりのために15cmほど浮き上がっていました。
つまずいてしまう危険がありましたし、見た目も良くありませんでした。
そこで、都市計画課にお願いして、ツリーサークルを撤去し、根上がりを修繕していただきました。
・ケヤキの木の一部が枯れてしまい枝が落ちてくる危険がありましたので、都市計画課にお願いして枝打ちをしていただきました。
切りすぎではないかと思えるほど大胆に切っていただきました。ケヤキの木は、今、元気に葉を茂らせています。
・傾いた「バーベキュウテーブル」と波打った「あずまやのタイル」を直していただきました。
【ツリーサークル】
↓↓ このように変わりました。
【バーベキュウテーブル】
↓↓ このように変わりました。
【あずまやのタイル】
↓↓ このように変わりました。
◆「この先行き止まり」
行き止まりの農道に一般車両が入ってきて困っているというお話をお聞きしたので、農林課にお願いして「この先行き止まり」の看板を設置していただきました。
◆街路樹の芯止め剪定
ヤマザワ天童北店前の市道と、乱川駅から東に延びる市道の街路樹がだいぶ大きくなってきたので、建設課にお願いして樹木の上の方を切る芯止め剪定をしていただきました。
今以上に高く成長することはなくなり、景観が保たれるものと思います。
◆ひとり親家庭の子どもを対象にした学習支援
私が市議会議員となり初めて一般質問をしたのは平成27年12月の定例会です。その時の質問事項の一つは「児童生徒の基礎学力の向上について」で、
その要旨は次のとおりです。
【質問の要旨】
現在、子どもの貧困率は16.3%、6人に1人が貧困状態にある。貧困は親子間で引き継がれる割合が高く、貧困の世代間連鎖を断ち切るためには
貧困による教育の格差をなくさなければならない。
学習習慣を身につけ基礎学力を向上させるために、学習塾講師や退職教員、大学生を講師として、小・中学生、高校生を対象にした学習教室を市内各所で開講してはどうか。
天童市では、平成29年度から「家庭内での学習習慣」が身に付きにくい傾向があるとされるひとり親家庭の子どもを対象に、学習支援事業を実施しています。
総合福祉センターを会場に、毎週土曜日に2時間程度、教員退職者や大学生が小学4年生から中学3年生のひとり親家庭の子どもたちに勉強を教えています。
子どもたちが家庭の経済状況に影響されることなく、学習習慣を身につけることができるように、開催場所を増やすなど、今後さらに充実していく必要があると思います。
click◎一般質問でのやり取り
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